2010年09月10日
Virtual Reality と 仮想現実
Blogへのご来訪、ありがとうございます。
今回は少々趣を変えまして。
Twitterでも少々つぶやいたりしていた事を記してみたいなぁと思います。
非常に長~~~~い記事になってしまう予感満載ですので
最後までお読み頂けるかどうかは貴方次第です。
「結論だけ先にお願いします!」という方は、スッキリ読み飛ばして追記へどうぞ★
(2010/09/06pm1:30予約投稿)
■Virtual Reality on the SET.
・新タイプSKYBOX・・・ではないのですが
この形状系統はいずれリリース出来ればいいなぁと思っています。
さて。
Second Life日本語版がリリースされ、国内において異様な盛り上がりを見せた2007年から
既に丸3年が経過しました。
経済や社会環境にとっても「第二の新天地」と期待されていたSecond Lifeでしたが
リアル社会情勢の変化、またそれに伴うSL内の様々な変化を経て
現在はそう「話題」にのぼる事も少ないのではないかと思います。
「知り合いがINする時間も確実に減った」とおっしゃる方も少なくない様ですね。
一方で新しいユーザー様も着実に増えて来ているとの話も聞きます。
一概には言えないですが、趣味ジャンルが非常に多様化した現代においては
ネコも杓子もSecondLifeをやっている、という事態になる方が珍しく。
流行というものを超えたところから徐々に整備されていく物なのかも知れません。
初●ミクも最近では一般的な雑誌等で取り上げられる様になりましたが
初版公開は実は2007年8月31日だったりとか
Twitterも急速に日本人ユーザーが増えたのは2010年春以降だったりとか・・・
という事を考えると、という感じです。
そんな事を漠然と考えながら色々とWebめぐりをしていたのですが…
非常に興味深いページにたどり着きました。
引用部分が多くなりますが出来るだけ修正無しで掲載してみたいと思います。
元ページはこちら → バーチャルリアリティ Wikipediaの項目ページです。
-Virtual Reality とは-
------------------------------
バーチャルリアリティ (Virtual Reality) とは、
実際の形はしていないか、形は異なるかも知れないが、
機能としての本質は同じであるような環境を、
ユーザの感覚を刺激することにより理工学的に作り出す技術およびその体系。
日本語では「人工現実感」と訳される。「仮想現実」と訳されることもある。
------------------------------
ヴァーチャルリアリティという言葉自体の日本語訳は
本来は「人工現実感」という言葉という事らしいのですが。
日本人にとっては「仮想現実」という言葉の方が、なじみのある言葉という感じで
「セカンドライフは3D仮想空間」といった表現も、よくされていた様に思いますね。
少し調べてみましょう。
ウェブブラウザの検索機能を使って「セカンドライフとは」と打ち込めば、
現在でも2007年当時を含めたメディアの「紹介文」がずらりと結果に反映されます。
(私のPC上で)一番上位に表示されたサイトに飛んでみます。
引用文は該当サイトに掲載されている文面のまま掲載します。
------------------------------
セカンドライフとは?
セカンドライフは無限の可能性
セカンドライフとは、欧米で急成長しているネット上の3D仮想世界です。
ネット上の世界に自分の分身を作り、仮想世界を冒険したり人との交流を楽しむことができます。
セカンドライフの運営は「米リンデンラボ」(カリフォルニア州)という企業が行っており、
2003年からセカンドライフの商用サービスを始めています。
そして、2007年7月にセカンドライフ日本語版が公開され、
日本人ユーザーや日本企業の参入もどんどん増えています。
------------------------------
やはり「ネット上の3D仮想世界」という表現の様ですね。
調査対象が一つだけでは心もとないので他も手当たり次第に見ていく事にします。
------------------------------
・ユーザーによって創られた、インターネット上最大の3D仮想世界コミュニティーに参加しましょう。
・セカンドライフは、すべてユーザー自身が創り発展させてゆく、3Dヴァーチャルワールドです。
・セカンドライフ(Second Life)とは、アメリカのLINDEN RESEARCH社が提供している、
世界で最大規模のメタバース(インターネット上の3D仮想空間)のことです。
・Second Life(セカンドライフ)は、アメリカのサンフランシスコに本社を置く、
リンデンラボ(Linden Lab) 社が運営するバーチャル世界およびメタバースのこと。略称はSL。
・全世界で460万人がハマる! 仮想世界「セカンドライフ」を徹底解剖
・Linden Lab社によって開発されたMMOG(多人数同時参加型ゲーム)。
通常のMMORPGとは異なり、敵や他プレイヤーと戦ったりなどせず、
与えられた土地に建物を建てたり、自分オリジナルのオブジェクトを作成したりして、
第二の人生(Second Life)を送ることを目的とするゲーム。
・セカンドライフは3Dオンラインゲーム
セカンドライフは、アメリカのリンデンラボ社によって開発された3Dオンラインゲームです。
ゲームといっても、剣や魔法を使って怪物を倒しに行くようなものではありません。
アバターと呼ばれるあなたの分身が、仮想世界での生活を体験するものです。
------------------------------
本家サイト日本訳版の紹介文面が「仮想」となってるとは思いませんでしたが
原語(英語)そのままに「ヴァーチャルワールド」と明言している方が「珍しい」様です。
マスメディアの報道等で記憶している範囲でも
「インターネット上の仮想の空間に」「仮想現実空間に」「仮想世界」「仮想空間」
とよく表現されていましたね。
では
そういった「一般的に流通した言い回し」を一通り確認した上で
次に元のWikipediaの続き、少々ページの中段になりますが
こちらをご覧下さい。
------------------------------
「仮想現実」という訳語について
Virtualとは「実質的な」という意味であり、バーチャルリアリティという語には
「現実世界の実質的で本質的な部分をユーザに提示する技術」という意味がこめられている。
そのような意味で仮想現実という訳は本来不適切といえる。
またバーチャルリアリティの訳語として「仮想現実」という言葉が一般に普及したことから、
文脈を無視して「バーチャル」の語を、「仮想」(または、擬似)という意味で
和製英語的に使われることが多いが、これはさらなる混乱をもたらす場合がある。
例えば "Virtual Money" とは電子マネーのことであり、決して偽金のことを指すわけではない。
また、よく引合に出される例として「仮想敵国」という言葉があるが、
決して Virtual Enemy ではない。
国立国語研究所「外来語」委員会の言い換え提案でも、
英語 virtual は「表面上は違うが実質そのものである様子で、実質上と訳される」のに対し、
外来語「バーチャル」は、「現実そっくりだが仮想の世界である様子」として用いられ、
英語と意味が大きくずれていることが認められている。
------------------------------
「仮想」と聞くと、どうもイメージとしては
「エセ」「虚構の」「仮定的な」「仮の」「現実とは違って」
という「印象」が先行する感があります。
以前より感じていた「違和感」的な物はコレだったのか、と少しスッキリしました。
私も含め日本人はこういった何気なく使っている言葉の場合にも
「言葉自体の持つ第一印象や深層的語意」に非常に影響を受ける事が多い様に思います。
「仮定の話だから」「仮の姿だから」といういわば「逃げ場の余地がある」言葉には
真摯な姿勢を取れない「要素」、
簡単に言ってしまうと「どうせゲームだしぃ」という言葉に含まれる様な
「気軽に体験出来るしその分無責任でも大丈夫」的な部分、
これをを含んでしまっている問題がある事を少し考えてみたいと思いました。
ひょっとしたらあまり「仮想」「仮想」と言わなかった方が
SecondLifeはもう少し「慎重に」取り組む人が多くなった(過去形)のではないか?
と私は感じましたが皆さんはどうでしょうか?
今回は少々趣を変えまして。
Twitterでも少々つぶやいたりしていた事を記してみたいなぁと思います。
非常に長~~~~い記事になってしまう予感満載ですので
最後までお読み頂けるかどうかは貴方次第です。
「結論だけ先にお願いします!」という方は、スッキリ読み飛ばして追記へどうぞ★
(2010/09/06pm1:30予約投稿)
■Virtual Reality on the SET.
・新タイプSKYBOX・・・ではないのですが
この形状系統はいずれリリース出来ればいいなぁと思っています。
さて。
Second Life日本語版がリリースされ、国内において異様な盛り上がりを見せた2007年から
既に丸3年が経過しました。
経済や社会環境にとっても「第二の新天地」と期待されていたSecond Lifeでしたが
リアル社会情勢の変化、またそれに伴うSL内の様々な変化を経て
現在はそう「話題」にのぼる事も少ないのではないかと思います。
「知り合いがINする時間も確実に減った」とおっしゃる方も少なくない様ですね。
一方で新しいユーザー様も着実に増えて来ているとの話も聞きます。
一概には言えないですが、趣味ジャンルが非常に多様化した現代においては
ネコも杓子もSecondLifeをやっている、という事態になる方が珍しく。
流行というものを超えたところから徐々に整備されていく物なのかも知れません。
初●ミクも最近では一般的な雑誌等で取り上げられる様になりましたが
初版公開は実は2007年8月31日だったりとか
Twitterも急速に日本人ユーザーが増えたのは2010年春以降だったりとか・・・
という事を考えると、という感じです。
そんな事を漠然と考えながら色々とWebめぐりをしていたのですが…
非常に興味深いページにたどり着きました。
引用部分が多くなりますが出来るだけ修正無しで掲載してみたいと思います。
元ページはこちら → バーチャルリアリティ Wikipediaの項目ページです。
-Virtual Reality とは-
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バーチャルリアリティ (Virtual Reality) とは、
実際の形はしていないか、形は異なるかも知れないが、
機能としての本質は同じであるような環境を、
ユーザの感覚を刺激することにより理工学的に作り出す技術およびその体系。
日本語では「人工現実感」と訳される。「仮想現実」と訳されることもある。
------------------------------
ヴァーチャルリアリティという言葉自体の日本語訳は
本来は「人工現実感」という言葉という事らしいのですが。
日本人にとっては「仮想現実」という言葉の方が、なじみのある言葉という感じで
「セカンドライフは3D仮想空間」といった表現も、よくされていた様に思いますね。
少し調べてみましょう。
ウェブブラウザの検索機能を使って「セカンドライフとは」と打ち込めば、
現在でも2007年当時を含めたメディアの「紹介文」がずらりと結果に反映されます。
(私のPC上で)一番上位に表示されたサイトに飛んでみます。
引用文は該当サイトに掲載されている文面のまま掲載します。
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セカンドライフとは?
セカンドライフは無限の可能性
セカンドライフとは、欧米で急成長しているネット上の3D仮想世界です。
ネット上の世界に自分の分身を作り、仮想世界を冒険したり人との交流を楽しむことができます。
セカンドライフの運営は「米リンデンラボ」(カリフォルニア州)という企業が行っており、
2003年からセカンドライフの商用サービスを始めています。
そして、2007年7月にセカンドライフ日本語版が公開され、
日本人ユーザーや日本企業の参入もどんどん増えています。
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やはり「ネット上の3D仮想世界」という表現の様ですね。
調査対象が一つだけでは心もとないので他も手当たり次第に見ていく事にします。
------------------------------
・ユーザーによって創られた、インターネット上最大の3D仮想世界コミュニティーに参加しましょう。
・セカンドライフは、すべてユーザー自身が創り発展させてゆく、3Dヴァーチャルワールドです。
・セカンドライフ(Second Life)とは、アメリカのLINDEN RESEARCH社が提供している、
世界で最大規模のメタバース(インターネット上の3D仮想空間)のことです。
・Second Life(セカンドライフ)は、アメリカのサンフランシスコに本社を置く、
リンデンラボ(Linden Lab) 社が運営するバーチャル世界およびメタバースのこと。略称はSL。
・全世界で460万人がハマる! 仮想世界「セカンドライフ」を徹底解剖
・Linden Lab社によって開発されたMMOG(多人数同時参加型ゲーム)。
通常のMMORPGとは異なり、敵や他プレイヤーと戦ったりなどせず、
与えられた土地に建物を建てたり、自分オリジナルのオブジェクトを作成したりして、
第二の人生(Second Life)を送ることを目的とするゲーム。
・セカンドライフは3Dオンラインゲーム
セカンドライフは、アメリカのリンデンラボ社によって開発された3Dオンラインゲームです。
ゲームといっても、剣や魔法を使って怪物を倒しに行くようなものではありません。
アバターと呼ばれるあなたの分身が、仮想世界での生活を体験するものです。
------------------------------
本家サイト日本訳版の紹介文面が「仮想」となってるとは思いませんでしたが
原語(英語)そのままに「ヴァーチャルワールド」と明言している方が「珍しい」様です。
マスメディアの報道等で記憶している範囲でも
「インターネット上の仮想の空間に」「仮想現実空間に」「仮想世界」「仮想空間」
とよく表現されていましたね。
では
そういった「一般的に流通した言い回し」を一通り確認した上で
次に元のWikipediaの続き、少々ページの中段になりますが
こちらをご覧下さい。
------------------------------
「仮想現実」という訳語について
Virtualとは「実質的な」という意味であり、バーチャルリアリティという語には
「現実世界の実質的で本質的な部分をユーザに提示する技術」という意味がこめられている。
そのような意味で仮想現実という訳は本来不適切といえる。
またバーチャルリアリティの訳語として「仮想現実」という言葉が一般に普及したことから、
文脈を無視して「バーチャル」の語を、「仮想」(または、擬似)という意味で
和製英語的に使われることが多いが、これはさらなる混乱をもたらす場合がある。
例えば "Virtual Money" とは電子マネーのことであり、決して偽金のことを指すわけではない。
また、よく引合に出される例として「仮想敵国」という言葉があるが、
決して Virtual Enemy ではない。
国立国語研究所「外来語」委員会の言い換え提案でも、
英語 virtual は「表面上は違うが実質そのものである様子で、実質上と訳される」のに対し、
外来語「バーチャル」は、「現実そっくりだが仮想の世界である様子」として用いられ、
英語と意味が大きくずれていることが認められている。
------------------------------
「仮想」と聞くと、どうもイメージとしては
「エセ」「虚構の」「仮定的な」「仮の」「現実とは違って」
という「印象」が先行する感があります。
以前より感じていた「違和感」的な物はコレだったのか、と少しスッキリしました。
私も含め日本人はこういった何気なく使っている言葉の場合にも
「言葉自体の持つ第一印象や深層的語意」に非常に影響を受ける事が多い様に思います。
「仮定の話だから」「仮の姿だから」といういわば「逃げ場の余地がある」言葉には
真摯な姿勢を取れない「要素」、
簡単に言ってしまうと「どうせゲームだしぃ」という言葉に含まれる様な
「気軽に体験出来るしその分無責任でも大丈夫」的な部分、
これをを含んでしまっている問題がある事を少し考えてみたいと思いました。
ひょっとしたらあまり「仮想」「仮想」と言わなかった方が
SecondLifeはもう少し「慎重に」取り組む人が多くなった(過去形)のではないか?
と私は感じましたが皆さんはどうでしょうか?
まとめです★
以上見てきた様に
「Virtual Reality」と「仮想現実」には実は大きな隔たりがあります。
意味も、その目指す所も、別物と考えた方が良いのかも知れません。
以降は「仮想現実」よりはやっぱり
「理想現実」とか「アナザー現実」とかで訳すとかVirtual Realityそのまま使うとか
した方がいいかもですね。
長くなりましたが雑記でした★
<次回予告>
こういった考察的雑記も今後記事化していく予定にしています。
SecondLife内における建築ってどう考えるべきなの?とか
空間構成上留意しないといけない事ってどんな事があるの?とか
これまでの記事内でも個別に述べてきたりしていますが
私なりに理解出来て来た内容を記せると良いかなと思います。
願わくはそれらがこれからのSecondLifeの発展に寄与できますように。
(不定期連載/RL×SL.)
BOSL賞2011 - 公式ノミネート
2011年3月11日。
PHOTOSTREAM Powerd by flickr!
続・Virtual Reality と 仮想現実
PHOTOSTREAM Powerd by Flickr !
記憶を残す。
2011年3月11日。
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続・Virtual Reality と 仮想現実
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記憶を残す。
Posted by セツナ at 00:30│Comments(0)
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