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ソラマメブログ › ☆BUILDISTAR☆ › J.L.A.(Jabara Land Atlantis) › 地上3500mの海 2013 / 1

2013年08月16日

地上3500mの海 2013 / 1

Blogへのご来訪、ありがとうございます。

Build関係の記事としては久しぶりの投稿です。

今年で7回目を迎える「SL24 ザ・夏祭り2013」が開催されています。(公式サイトはこちら。)
「SL24」というのは、「Second Lifeの日本人ユーザー間の交流」を目的に
当時の有志様方の働きかけによって開催されるようになった
いわば「日本のSecond Lifeの風物詩」と言っても良い「お祭り」です。

今年は期間が大幅に長く設定されました。(8/10~8/18)
例年、開催の前後には(説明会や各イベント中/終了後)、
「(短期間では)イベント開催時間の重複があってゆっくり楽しめない。何とかなりませんか?」
という悲鳴にも似た声を聞く事が多かったり、
また、各イベントを網羅、把握する役どころ(?)の実行委員会が、
有志(ボランティア)の方々によるご協力によってなりたっていること、などがあり、
年を追うごとに参加団体/個人様が増える流れの中では

「ゆるやかなもの」にする方が何かと良いのではないか?

と発想を少し変えてみた、という事になるかと思います。
今回は「お祭りを楽しむ」という気持ちに、最大限、「配慮」したものとする事が
出来たのではないかと思います。

「SL24 ザ・夏祭り2013」での開催イベント(コミュニティ・個人等での参加)の詳細については、
公式サイトをご覧になって下さい。
今週末、8/18(日)までが期間となっています。


さて、そんな中、毎年実行委員会やイベント開催にご尽力頂いている
Jabara Estate Owner の 邪払(jabara jannings) さん、
また、「SL日本サミット 2013」でコメンテーターとして同席させて頂きました、
Abyss Observatory / アビス海文台 の 共同館長 Yan Lauria さんのお二方から
「SL24」向けのイベントへのコラボレーション企画を頂いていました。
Abyss Observatory / アビス海文台 さんにも実装されている(?と聞いております)、
「深海(海底)へのツアーライド」、それに+して何らかの「アトラクション」は出来ないものか?
というお話で、ライドの発着施設の実装担当として、ご指名頂きました。

Yanさんご本人のお話では、アビス海文台さんは
「基礎的な研究が厳しく削減されてるので、現時点では来年4月以降の存続が危うくなっている」
ということで、存続出来る可能性を(現在も)模索されているようです。
JabaraさんのSIM郡は「海洋」(正確にはアトランティス?)もメインテーマの一つですので、
コラボレーションイベントを行う事で「相乗効果」があれば、というJabaraさんのお言葉もあり、
協働させて頂くことになりました。

・・・とまぁここまでの話も長いワケですが・・・。
経緯を順番に書いていくだけではありますが、
実際に今回の様に「SL内での各人の尽力・活動」というものと触れ合う機会があり、
関わりあいになる、という事があった場合、そこで得た各自の情報(活動経緯など)については
出来るだけ正確に書かないと正直「失礼」ですし、また自分自身気が済まない性分なんで、
もう少しお付き合い頂ければと思います。

「SL24」の期間中展示というだけではなく、長期のProjectにもなりそうです。

では深海への旅を始めてみましょう。


■地上3500mの海 / 1-1
地上3500mの海 2013 / 1
・施設「洋上部」全体VIEW。
「海洋調査」と聞くと一般的には船舶と潜水艇の組み合わせをイメージしますが
今回は半潜水型の基地「系」とし、近未来、日本が再進出するであろう「業界」(※1)
系統のデザインを提案しました(?w)。
SL24のイベントアトラクションとしてはランディングポイント(エントリーポイント)となります。
施設以外の景観構築は次の方々。
(情報提供:Yan Lauria さん)
 
・海上の景観(海面・水平線の調整)、カモメ : comet Morigi さん(blog「美術 Art」はこちら。
・天空、波 : Yan Lauria さん(Abyss Observatory / アビス海文台)
・カモメ : Kaikou Splash さんへの特注品
・波 : Naiman Bloome さん製作品

構築の手順としては、SIMの上空500m~3500mに
「海面から深海底までの実寸スペース」を確保、
この「切り取った海」の各所にアトラクションのベースとなる景観を先行配置。
ここから発想する方式で施設を構築、という手順になりました。


■地上3500mの海 / 1-2
地上3500mの海 2013 / 1
・施設「洋上部」全体VIEW、逆サイドから。
画面手前右のシリンダー状構築物は「海面下部」へのエレベーター。
エレベーターScriptはFree品から応用改造。(コールシステムは自作)
2009年以降、このエレベーターシステムはかなり多用しています。
「設定が楽」「停止階数にほぼ制限がない」「動きが安定且つ本物っぽい」事が主な理由。
応用して使う側の立場に立ってのScriptを組める方々には本当に敬服です。

・エレベーターScript : Hank Ramos 氏


■地上3500mの海 / 1-3
地上3500mの海 2013 / 1
・施設、海水面近くからのVIEW。
「浮体方式」という事で(イメージとしては施設自体が半分潜水艦と思うとイイ?)、
「海面線での断面積をいかに少なくするかがPOINTです」とYanさんに教えて頂きました。
海の状態によって浮き方(喫水線)が変わる、という「設定」で構築。
(実装状態は凪いだ海という事で洋上プラットフォームが最大限下がっている感じ)
洋上と海中では支配光が違うだろうという事で、先行してカラーチャートを作り、
Textureその物の色ではなく、Primにフィルター的に着色しています。


■地上3500mの海 / 1-4
地上3500mの海 2013 / 1
・施設への搬入等に空路を使う事も考えて(海底油田採掘基地等でおなじみ?)
ヘリポートを設置。
なんとなく、ヘリを使って遊ぶ人のイメージがもう明確に見えてきそうですが…w
画面前方、左側においてあるBOXPrimがカラーチャート。


■地上3500mの海 / 1-5
地上3500mの海 2013 / 1
・施設「洋上部」全体VIEWその3。
ほぼ水平方向からの撮影、な訳ですが、
「水平線」と「施設床面から一定の高さの線」が「ほぼ合致」しているところに
注目頂けると良いなと思います。
comet氏に調整頂いた(海面Primと天空Primの取り合い部で)のはまさにこの部分です。
実際のSecond Lifeの大洋(リンデン公海と称される部分?)では
このような調整は不要なのですが、人工的に製作した「海」では
ここをきっちり押さえる事でかなり「本物の海」感を創出する事が出来ます。
「カメラ視点またはAvatarの目の高さ」は「その位置から見た景色の水平線に合致する」
という事を押さえるという事ですね。
1-1~1‐2、1‐4のSSでも確認できますが、段階的なTextureのボカシと合わせ
非常に良い感じにまとめて頂いています。


ここからは作業中(?)のおまけSS。
■‐作業中?‐ / 1 
地上3500mの海 2013 / 1
・海面下部へのエレベーター内からのView。
画面後方の部分が少しさびしいなぁと思い…?


地上3500mの海 2013 / 1
・施設名なんぞを製作してつけてみました。
「ABYSS-II」という事で…。
Yanさんから、「英名と和名を付けて下さい~」とお願いされているのですが、
…和名…どうしよう…w


「SL24 ザ・夏祭り2013」の期間中はIN時間の許す限り現地で作業(orAFK?)の予定です。
地上3500mの海 2013 / 1

次回はこの「おまけ」で出ている、【海上側の基地の「海中部」】を紹介します。

それではまた★


-本文内注釈-

※1:近未来、日本が再進出するであろう「業界」
 正確には、国土の立地条件的に似たイギリス(ニュージーランド)と並び
 「船舶系」「国土改造系(土木系)」技術の発達ぶりは、
 他国に比して格段に日本は「高レベルな水準」のまま、歴史を積み重ねている。
 明石海峡大橋の支柱基礎部分を別の場所で作って船で引いて行って沈めた、とか
 2011年の震災以降、少し一般になじみの出た「メガフロート」なんてのも、その一つ。
 一見別の物に思える「造船」と「土木」というものは、その規模が大きくなると
 「区別がほとんど出来なく」なっていく。
 首都をメガフロートで建設し、時期によって日本各地に移動させちゃおう、とか
 関西国際空港の企画段階での姿はメガフロートだった、とか
 枚挙すれば暇がないが、「SFのようなホントの話」っていうのは
 現在も真面目に、かつ確実に日本の中で生まれていっている。

 2013年8月現在、福島県沖の領海内洋上には
 「ふくしま未来」という「洋上風力発電施設群」の設置が進行中。
 完成(数十基設置?)すれば「原子力発電所一か所の発電量と同等」にする事が可能との事。



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