☆BUILDISTAR☆

建設中案件の作業進行状況紹介の5回目です。 複数回に分けて紹介しています。
検討Modelの中でもペンディングとなっていた部分や追加部分の作業状況紹介です。
ざっくりと紹介していきます。

（2010/09/25am7：30予約投稿）

■LIKE THE WIND./NOW CONSTRUCTION/Ⅴ-1

・アバターサイズシルエットテクスチャーとの比較VIEW。
ミニチュアモデルでの製作時に留意している事の一つに「視線LEVELの実物との差」があります。
これは、実は「いわくつきの仕様」に関係する内容の項目です。（※1）
ミニチュアの検討時には「視点高さをミニチュアサイズに合わせた検討」を盛り込む事にしています。


■LIKE THE WIND./NOW CONSTRUCTION/Ⅴ-2

・Entrance Canopy製作VIEW。
施設（大屋根）全体に対して視線に近い位置で来訪者をお迎えするPartsです。
施設正面から見た際に柔らかなIMAGEとする為に、緩やかに角度をつけています。
通常PRIMをリング状に配置した構成の一部を使用しています。リング径は110mです。


・別アングル。






・同、別アングル近景、時間帯別VIEW。
既設支柱と干渉しない位置に収まる様に、かつ関連性も考慮しながら調整していきます。

続きは↓の「→続きを読む」からどうぞ。

若干拡大して見てみましょう。

■LIKE THE WIND./NOW CONSTRUCTION/Ⅴ-3






・詳細部各時間帯での確認VIEW。
Canopy裏面（天井面）は本体大屋根と同じく若干透過させています。
構成各Partsは中空PRIM形状なので、骨組の部分の重なりを考慮してTextureの処理をします。
ミニチュアモデルでの現状は「明るさ全開」部が多いですが現地での再調整を考慮して整えていきます。


■おまけ

・描画Settingを変えた際のVIEW。
試しにやってみましたがモデル検討段階ではあまり効果が無い様な・・・ｗ


ではまた次回。


本文内註釈
※1：2007年当時、リアル企業（住宅建築設計業界）様方がSecondLife参入のメインコンテンツとして
　　一番最初に考えたのが「Virtual 住宅展示場」でした。 SecondLife内に自社住宅モデルを設置し
　　そこにお客様を案内するという物だったのですが、成功された企業様は無かったと思います。
　　理由は「SecondLifeとREALのモジュールの差」に起因しています。 リアル寸法を何分の一かに
　　する「だけ」では非常にちぐはぐな見え方になってしまう事が早い段階で判明した為です。
　　これは「実現化にはSecondLife専用モデルルームを別に設計し直す必要がある。」という事で、
　　「単純なインポートで導入が可能」とお考えだった向きには想定外の事態だった事、
　　またこの事由により、運用に際しても専門の部隊を自社内に設立する必要があった事等から
　　断念された企業様が多かったものと推測します。
　　
　　
（続きます）