ToAllThaDreamers/W&Y/IV

セツナ

2010年02月24日 10:32


(承前)
Blogへのご来訪、ありがとうございます。

去る2/14(日)にOPENを迎えた
WAKA&Yuki (←TPはこちらからどうぞ。)新本店

紹介記事の4回目です。今回も施設各部等について紹介したいと思います。

OPEN後にもSIM整備作業を続行しています。
将来的に展示商品の増加が見込まれる事や
連結SIM(MK SIM)との景観的一体整備上の理由による物ですが
ともかく現地での作業・・・となるところがミソな、「とある事情」が発生します。
おそらくですがご来店のお客様も施設にビームを出してお調べになるのでしょう。
SIM内からIMでお声を掛けて頂ける機会が多くなりますw

実感上とてもうれしく思っています。
これは昨年から留意していた事でもあり一定の達成感があるのですが
とても「海外の方」からのIMが多いのです。

(2010/02/24am6:00予約投稿)


■WAKA&Yuki./VII

・隣接SIM、MK SIMからのVIEW(日出時)。
画面手前実装物はMK SIM内、既設Object。
景観として見た場合のマッチングには「当初のイメージをどう共有できるか」が
非常に重要になる事がわかるSSになっています。
「景観背景としての建築」、「店舗内商品に味付けをする建築」、「SIM主役としての建築」
多次元に渡って要求されるものがあり、それらに忠実になろうとすればするほど
実装に「我」は入り込めません。




・同、時間帯別VIEW。
各時間帯における検証は、個別作業であっても行っておくべきであると思います。

今回の案件では紹介でも述べてきた様に
「神殿・寺院・王宮・城・邸宅」といった「西洋建築を元イメージとする実装」を心掛けました。
西洋における「石材」を使用しての「建築様式」にも、その成り立ちから発展を経て現在に続く
「らしさ」が存在します。
これをクリア出来なかった場合、非常に「奇妙な建物」になってしまう事は
私自身の経験上からも言える事でありました。
例として引き合いに出すのは少々気が引けますが
「日本風なのか東南アジア風なのか判りにくい」と「日本人が感じる」SL建築をご覧になられた事は
皆さんにもあると思います。
逆に言えば、私達日本人が「西洋建築」をSLで表現する場合、にも
必ずついて回る「無言の圧力」という事が出来ます。

この「らしさ」のボーダーラインを一定越さなければならない「プレッシャー」を
四六時中感じながら(むしろ強迫観念化しながら)実装にあたったわけですが
報われたと感じるのが、先に述べた「海外の方からのIM」です。


■WAKA&Yuki./VIII

・施設主要外壁面、クロスVIEW。
壁面には窓の影をベイク。TP直後に表示が遅れる場合に、なぜか先行表示される事が多く
のっぺりとした壁面に見えない効果も。
標準仕様としたTEXTUREの選定も上手くハマった様です。
SS範囲内、建物TEXTURE(基壇部除く)は、512px型ですが2~3種に抑えられています。




・同、時間帯別VIEW。
深夜景での窓からの明かりを表現しつつ、各時間帯でも「ホワイトアウトがほぼ無い」状態に調整。
以前に実装したShowRunwayでの表現手法を進化実装させています。

(続きます)
W&Y(WAKA&YUKI)