LIKE THE WIND./AZURE Yachts/1

セツナ

2010年09月30日 19:30


Blogへのご来訪ありがとうございます。

新規竣工案件の紹介です。
海外ブランド「AZURE Yachts」さんの本店施設が竣工しました。
正式には10月8日辺りに予定されているイベント時でのお披露目となりそうですが
施主様より許可を得て掲載させて頂きます。 同名のSIMへは現在もTP可能となっています。
今回より複数回に渡り紹介していきます★

ご見学等は自由に可能ですが、
一部には施主様チームによる構築中の領域がありますのでご了承下さい。

(2010/09/27am7:30予約投稿)


■LIKE THE WIND./AZURE Yachts/1-1

・TOPSnapShot元画像。 施設正面からのVIEW。
今回案件のデザインの方向性として大事にしようと思ったのは「テンション(張力)感」、
緊張感があり少し張り詰めた感じのあるクールさ、しかし爽やかに、といった辺りのIMAGE
です。

少し話は飛びますが、日本には「結界」という概念があります。
世界的に見ても、特に日本では顕著に重視される概念という気がします。
物一つ、文字一つ、動作一つで周囲の領域を浄化する効果のある(または出た「感じ」を受ける)アレです。
視覚的に見た場合「張られた」物にはその効果が大きく
例えば伊勢(鳥羽)の夫婦岩等に見られる様な注連縄(しめなわ)は
その最古の例の部類だったりするのではないかと思います。
現代人の私達が「吊り橋のある景色」を美しく感じたりするのも、そういう要素、
「結界的概念を具象化したモノである」といった辺りの感覚を
無意識の内に感じ取っているからなのかも、と思っていた事もあり
船舶メーカーブランド様の施設特有の「見た目のイメージ」とのマッチングにおいて
採用可能なデザイン方向ではないかと考えた経緯があります。

2007年から2008年にかけて旧TOYOSU SIMにて製作した施設の進化版と
とらえて頂いても良いかも知れません。
コンセプト的な部分においては多数の方が共通して抱くIMAGEであると思いますし
2010年時点での私Setsunaの提示出来るVersionであるという事になるかなぁとも思います。


■LIKE THE WIND./AZURE Yachts/1-2

・エントランスサイド上空からのVIEW(SIM基準時間、日没設定)。
製作段階での「SIM時間の設定方針」では太陽が動く事が前提になっていましたが
その後の決定で「日没設定固定」という事になりました。
現設営各部位もこれを前提に施主様確認を頂いた上で、再調整し直しています。


少し小出し気味ですが今回の記事はこの辺で。
次回は「AZURE Yachts」さんの商品紹介SnapShotをメインにお送りする予定です。


■おまけ

・画像加工版。TOPSnapShot


(続きます)
AZURE Yachts